多肉植物をfundsとソーシャルレンディングに例える

クラウドポート「Funds」はソーシャルレンディング投資と違うの?

クラウドポートの「Funds」には、疑問があります。

「ソーシャルレンディング」というキーワードが、トップページのどこにも出てこないのです。
その代わりに「貸付ファンド」、「貸付投資」なる用語が随所に登場します。

ソーシャルレンディングと貸付ファンド、貸付投資、何が違うのでしょうか?

クラウドポート貸付ファンド「Funds」はソーシャルレンディングと仕組みが違う

同じ人でも表情で違う。ソーシャルレンディングと貸付投資も同じ

 

クラウドポート「Funds」のサイトを見ると、従来のソーシャルレンディング会社の記事内容とほとんど一緒です。

口座開設判断ポイントはこちらの記事で

 

ソーシャルレンディングと貸付ファンドとの大きな違い

 

一般的に従来型のソーシャルレンディングは、資金を募集する会社、融資する会社が同一ですが、貸付投資の「funds」は違います。

fundsは予定利回り1.5~6%の貸付ファンドを扱うオンラインマーケットです。

クラウドポートの知名度を利用した宣伝活動をして、資金を集めます。
しかし実際に融資する企業は「ファンド組成会社」です。

なぜこのような仕組みにしたのでしょうか。

ソーシャルレンディングと貸付ファンドを分けた理由

これはあくまでワタシの推測です。確証はありませんが、そう間違っていないと思います。

  • 不正防止
  • 社会的な認知を目指す
  • 業務を特化することでマンパワーを最大限活用
  • オリジナリティーを出したい

資金を集める会社と融資する会社が一緒であれば、ポンジスキーム(自転車操業)も可能です。
明らかに別資本、別会社でファンド組成会社を作ることで、資金管理のチェック体制が出来上がります。

またソーシャルレンディング業界の不祥事は今後0になるとは思えません。
ソーシャルレンディングを使わないことで、他の運営会社と一線を画したいのかもしれません。

事実、2019年1月22日付の朝日新聞のソーシャルレンディング記事の扱いは大きく、業界の警鐘を鳴らすものでした。

従来のソーシャルレンディング踏襲(ものまね)では「ソーシャルレンディング比較サイトNO1」の実績が悲しくなります。

ソーシャルレンディング比較を2年以上運営していたノウハウがあれば、融資型クラウドファンディングの危うさを感じ取っていたはずです。

金融業に進出する以上、できるだけ投資者保護の観点や他のソーシャルレンディング運営会社との差別化を意識したことは間違いありません。

ソーシャルレンディング比較サイトナンバー1のプライドが、この形態に至った理由ではないでしょうか。

社内、有識者と議論を重ね、今回の形態になったのでしょう。
特に後発のソーシャルレンディングであれば、従来のソーシャルレンディング事業では満足しないはずです。

預かり資産総額で業界1位にすぐになれなくても、起業の質、コンプライアンス、ガバナンスではトップ企業になれる話です。

クラウドポート「Funds」の詳細はこちら

クラウドポート、Fundsのメリット、デメリット、ファンド組成企業のメリット

喜びを全身であらわす男性写真

クラウドポート「Funds」のメリット、デメリット、ファンド組成企業のメリットを今一度、確認しておきます。

クラウドポート、Fundsのメリット

  • 高利回り、安定的な利回り
  • 投資に掛かるエネルギーが少ない、手間が少ない
  • 資産形成したい個人と資金を借りたい企業を結ぶ「貸付ファンド」のオンラインマーケット
  • スマホから手軽に投資

クラウドポート「Funds」のメリットはソーシャルレンディングに書いてある文言とほとんど一緒です。

 

クラウドポート、Fundsのデメリット

  • 元本保証でない
  • 満期まで換金できない
  • 補償制度がない
  • Funds とソーシャルレンディングの相違が不明
  • 最終融資先が不明

デメリットもソーシャルレンディングとほぼ同じです。

ファンド組成企業のメリット

企業にとって資金調達の方法はたくさんあります。Funds と手を組むメリットはあるでしょうか。

第1号ファンドでは、すぐに効果がありました。デュアルタップの株価に反映されたのです。

クラウドポートのFunds が発表された2019年1月7日以降、株価が2倍以上に跳ね上がったことがわかります。

デュアルタップ社の株価画像

筆者は不動産会社・デュアルタップの存在を知りませんでした。今回の報道で初めて認知しました。

投資家はファンド組成企業を調べます。そして将来性を感じ取ります。
今回の報道で、デュアルタップ社は億単位の宣伝効果があったのではないでしょうか。

クラウドポートのFundsはフィンテック

Funds(ファンズ)は、資産形成したい個人と資金を借りたい企業を結ぶ「貸付ファンド」のオンラインマーケットです。
つまりFinTech(フィンテック)サービスです。

投資家にとってクラウドポートのFundsがソーシャルレンディングであろうとなかろうと、たいした意味はありません。

微々たる違いだったら紛らわしいので、同じ用語「ソーシャルレンディング」を使ってほしいくらいです。(笑)

第1号案件が1月23日、正式ローンチなので、まずは従来のソーシャルレンディングとの違いを見せてもらいたいところです。

クラウドポートのFundsに期待するもの

従来から疑問に感じていたことがあります。

フィンテック関連でも、ロボアドバイザーのウェルスナビやTHEO(テオ)が破綻しても、日本投資者保護基金が1000万円まで補償します。

ところがソーシャルレンディングではこの補償制度がありません。匿名組合契約は日本投資者保護基金の対象外なのです。

CROWDPORT「Funds」がソーシャルレンディング会社を名乗らないのであれば、この制度を利用できる仕組み作りを考えてください。

法律を変えなければ投資家保護ができないのか、オンラインマーケットの枠組みで、できる可能性があるのか、知恵を絞っていただきたいです。

その時はやはりクラウドポートは凄い、藤田さんはさすがになるはずです。

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